赤ちゃんの最高の能力を引き出し、成長させるための育児の視点・方法

赤ちゃんをどうのように育てて行って良いのか、様々な価値観があります。「才能の伸ばし方」や「能力の早期開発」などの情報があふれており、正解はありません。 それだけ個々の赤ちゃんに合わせた育て方があるということになります。
大切なことは、「あとあと悪影響が出てこない方法」であることです。そのためには、「身体・知性・感情・魂」という全体的な視点から赤ちゃんの成長や発達を理解していくことができれば、おのずと、母親自身の直感や考えに基づいて、正しい選択ができるようになるはずです。

母親と赤ちゃんがしっかりと感情的なつながりをもって、たくさんの愛を受けながら成長することで、その子の最大限の能力・能力や輝きを引き出すことになります。結果としてオーディションで注目される存在になっていくのだろうと思いますので、たくさんの愛情を赤ちゃんに向けてください。


幼児教育で、忘れてはいけない事。

バートン・ホワイト教育心理学者によれば、何千もの幼児用教育プログラムを調査した結果、子供の全体的な教育で大切なのが、家庭での教育がうまく行かなかったら、その後の教育でそれをカバーするのは極めて難しいと結論を出しました。それだけ、家庭が土台であり、基本です。 さらに、忘れていけないことは、「一緒にいると楽しくなるような、楽しそうで、甘やかされていない3歳児を育てるのは、ただ知的にすぐれている利発な3歳児を育てるよりもずっと難しい」と言っています。つまり、知的になることだけに力を入れても、バランスがとれていないことになります。教育熱心になってくると、ついつい知的に育てることで満足しがちになりますので気を付けたい点です。

子供の全体的な成長という点では、最初の6か月から8か月までは、ほとんどの母親・父親は、大体上手く育てている統計があります。けれども、その後の8か月から3歳までは、教育に差が出る時期であり、赤ちゃんからの成長過程でとてもかけがえのない発達時期にあたるので、より一層注意を向けて、子育てをする必要もあります。ルドルフ・シュタイナーも、のちの人生に大きく影響を与えることにつながると述べています。

育児での自然な成長を生み出す為の大切な6つのこと

1.自分自身を受け入れ、他者の助けを借りましょう。
様々な働き方もあり、赤ちゃんと過ごす時間が少なくなってしまう人も多くいます。シングルマザーであれば、子育ても仕事も両方大切になってきますので、無理せず自分で全て抱えて解決をしようとしないで、周りの援助助けを素直に借りましょう。

2.父親が子供と積極的に関わることが必要です。
父親は、育児だけではなく、母親に対して経済的援助だけでなく、心の面の支えになることもたいせつです。母親と父親が協調すれば、子供にも大きな良い影響が生まれます。

3.子供とその世界について、本当の理解が必要です。
赤ちゃんと2歳児と6歳児と育て方は、その成長段階に応じて違ってくることを 明確にしっておくと、より子育てが楽になりますし、一緒に楽しめるようになります。たとえば、「子供たちは6歳までは模倣を通じて学ぶ」を知っているだけも対応能力が違ってきます。その時期になにが大切なのかを知ることで、自信を持った育児ができます。

4.発達の自然な過程を信頼して、それを邪魔しないようにする必要があります。
3と重複する点がありますが、赤ちゃん・子供の内的なタイムテーブルに従って、成長をしていく必要があります。

5.子供を信頼し、罪悪感を持たないようにする必要があります。
育児では、自分の思った通りにしたくても、ならないことは多々あります。そのときに 周りと比較したり、自分の能力を課題や不足感をもって、否定的にとらえないことです。 だれしも完全であることができないものですから、そんな自分をまるごと全肯定したうえで、改善できることは改善すると、より心軽やかに育児ができます。

6.自分の子育ての価値を信じる必要があります。
母親自身だけが、かけがえのないやり方で関わることできますので、そんな自分を 信じて子育てをしてください。

参考にどうぞ